監視実績
北は北海道、南は沖縄まで、監視実績は全国にあります。平成28年4月に発生した熊本地震の影響による土砂災害地では、熊本県内にて5サイト、福岡県内にて1サイト、計6サイトの監視を行いました。
現在までの感太郎の実績
感太郎はこれまでに日本や海外でのべ1,200基以上を設置し、31基で崩壊あるいは不安定化を確認しました。
平成28年熊本地震
平成28年熊本地震により発生した土砂災害地では、監視・観測機器として感太郎を多数採用して頂きました。
築石構造物の力学的安定性評価を目的とした遠隔モニタリング技術に関する研究
弊社機器「感太郎」を用いて、城郭石垣ならびに土構造物の変状を計測・分析し、力学的安定性の定量的評価をおこなう研究をしています(長崎大学と共同研究中:2019.10~2021.3予定)。
事例集
監視事例の一部をご紹介します。詳細は各事例のPDFをご覧ください。
分野 | Case No. | 概要 | |
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斜面・法面監視 | Case-1 | 地すべり滑動に起因した既設法枠工の変状進行監視 | PDF ![]() |
Case-2 | 被災斜面における二次災害発生に備えた斜面挙動監視 | PDF ![]() |
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Case-3 | 施工時における切土法面の挙動監視 | PDF ![]() |
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Case-4 | 施工箇所の上方斜面に分布する不安定岩塊の挙動監視 | PDF ![]() |
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Case-5 | 熊本地震により被災した急崖法面の挙動監視 | PDF ![]() |
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河川水・地下水監視 | Case-6 | ゲリラ豪雨に備えた都市河川の水位監視 | PDF ![]() |
Case-7 | 山岳トンネル掘削施工時における周辺利用井戸の水位監視 | PDF ![]() |
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Case-8 | 作業通勤路を横断する越流履歴のある河川の水位監視 | PDF ![]() |
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Case-9 | 山岳トンネル施工に伴う地下水位低下工事(ディープウェル工法) による水位及び水質の監視 | PDF ![]() |
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環境監視 | Case-10 | 道路施工時における周辺商用井戸の水質監視 | PDF ![]() |
Case-11 | 建設施工時における近接する共同溝の振動監視 | PDF ![]() |
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安全監視 | Case-12 | 夏季における屋外工事での熱中症監視 | PDF ![]() |
Case-13 | 地盤改良施工時における隣接する鉄道軌道への影響監視 | PDF ![]() |
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Case-14 | ストックマネジメントを視野に入れた鉄道橋脚の挙動監視 | PDF ![]() |
土砂災害のリアルタイム監視についての簡易リーフレット[PDF:1.35MB]
愛知アクセラレートフィールドにて弊社感太郎のプロジェクトが掲載されました。
愛知アクセラレートフィールドにて感太郎と観測王による斜面監視のプロジェクトレポートが掲載されました。
REPORT0008:傾斜センサーとWEBを利用した法面の遠隔監視システム
※愛知アクセラレートフィールドとは「愛知道路コンセッション(株)が中心となって抽出した社会インフラの運営・維持管理上の課題に対し、これを解決する新技術のマッチングを行い、供用環境にある実際のインフラ施設を活用して技術実証を行いながら課題の解決を図るものです」(愛知アクセラフィールド公式ページ:OUTLINE しくみの概要より抜粋)
弊社感太郎は「【課題番号 0005】長期間低コストでインフラ施設をモニタリング」に対し実際の愛知県有料道路内にて実証実験を行いました。大雨時の斜面変異をキャッチし警戒メールを自動送付する等、実証試験中大きな成果がありました。