IoT振動センサー(震介)
IoT振動センサー「震介」は、地盤や斜面、構造物の微小な振動を常時監視し、異常の早期検知を可能にする遠隔監視システムです。センサーで取得したデータを無線通信によりクラウドへ送信し、リアルタイムで状況を把握できます。
土砂災害の予兆監視やインフラ維持管理、防災・減災対策に活用されており、効率的な維持管理を支援する次世代のモニタリング技術です。


特徴


活用場面
斜面・基礎地盤・土構造物の監視を行います。

導入事例
事例1:道路岩盤崩落斜面の地震動・振動監視
道路沿いの岩盤斜面に「震介」を設置し、地震や車両通行、降雨などによって発生する振動を常時観測することで、岩盤の不安定化や崩落の兆候を早期に把握する監視手法です。取得したデータはリアルタイムでクラウドに送信され、異常な振動や地震後の斜面挙動を遠隔から確認できます。これにより、道路利用者の安全確保や迅速な点検・通行規制判断、効率的な維持管理に貢献する防災DX技術です。
広島工業大学(共同研究)
広島県高度化部門登録(登録番号:3-05-015-2)(令和5年10月)

事例2:鉄道隣接構造物の地震時挙動監視(ヘルスモニタリング)
鉄道沿線の擁壁などの構造物に「震介」を設置し、地震発生時の振動や応答特性をリアルタイムで計測・監視する技術です。地震前後の振動特性の変化や残留変位の有無を把握することで、構造物の健全性や損傷状況を評価し、早期の安全確認や復旧判断を支援します。遠隔監視による迅速な情報収集が可能なため、鉄道の運行安全確保と効率的な維持管理に貢献するヘルスモニタリングシステムです。
富山県立大学・富山市建設部 (共同研究)


事例3:有料自動車道斜面の地震動監視と災害リスク評価・管理
有料自動車道沿いの切土・盛土・自然斜面に「震介」を設置し、地震時の揺れや斜面の応答特性をリアルタイムで計測・監視するシステムです。取得した地震動データを活用して斜面の安定性や変状の有無を評価し、地震後の崩壊・落石リスクを迅速に把握します。これにより、緊急点検箇所の優先順位付けや通行規制判断の高度化を図るとともに、災害リスクの継続的な評価・管理を実現し、道路利用者の安全確保と効率的な維持管理に貢献します。
鹿島建設技術研究所(共同研究)

