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高品質サンプリング/IFCS

緩い砂層・砂礫層・岩盤中の破砕帯・盛土部から緩みのないコアが採取できる「高品質コアボーリング」IFCS工法

中央開発(株)では微細気泡(マイクロバブル)を使用した高品質コア採取工法、IFCS(Improved Fresh-Water Core Sampling)を開発しました。
この工法により、緩い砂層・岩盤中の破砕帯・地すべり層盛土部等、通常では採取しにくいコアを緩みの少ないコア状態で採取可能となりました。IFCS工法を使用することにより、地下数百メートルまで日進3~12m、口径66~116mmで連続採取可能です(特第4025485号)。また、コンパクトな小型IFCSの開発により搬入・搬出が困難な現場での使用が可能になりました。

特徴

原理

微細気泡水の孔内イメージ潤滑性のある掘削水に微細気泡を混ぜて送ることで、掘削ロッドやビットの摩擦を軽減すると共に、微粒気泡の自動スライム排除機能により、これまでの清水や泥水による送水よりも低圧・低量で、送水可能になりました。その結果、ビットの切れ、スライム排除効率が飛躍的に向上し、 送水圧が間隙水圧とバランスすることで、孔壁やコア内への清水浸透・微粒分流失が防げるため、良質なコアが効率よく採取可能になりました。

装置

装置は基本的に、これまでのボーリングマシン、ポンプのような掘削ツールに、界面活性剤混入タンク、送気ポンプ、発泡装置を付加するだけで利用出来るため、これまでの気泡型に比べて、経費の大幅な節減が可能(当社比)になりました。

写真2bスライム排出状況_6893

スライム排出状況①

写真2a スライム排出状況2070

スライム排出状況②

長所

  1. IFCS工法で使用する微細気泡水の製造には石鹸材料(界面活性剤)を使用しません。
    掘削に使用した微細気泡水の泡は自然に消滅します。
    微細気泡水は環境に優しいという特徴があります。
  2. 清水掘に比べ使用水量が減るとともに、機材の小型化により、山岳地、都市部の狭い土地での仮設が容易です。
  3. 操作性は、従来型気泡工と異なり、通常工法(清水掘)と差が無く、地下水量や水質にも左右されません。従って掘進速度は、従来型気泡工に比較し大幅に向上し、清水堀りとほぼ同等で掘削が出来ます。

業務実施例および採取コア

岩盤や土砂など様々な場面で「高品質サンプリング」としての実績があります。

軟弱層(砂)コア採取状況と断面
軟弱層(砂)コア採取状況(上)と断面(下)
引用文献(断面写真部分)
出典:水野ほか(2012), 地形および地質学的手法による液状化調査, 巨大地震による複合的地質災害に関する調査・研究中間報告, pp179-205.

IFCS工法のダム調査への適用例-②

IFCS工法のダム調査への適用例

実績

  • 水窪ダム耐震性能照査地質調査業務
  • 矢作ダム再生事業旭地区地質調査業務(旭地区・貯水池周辺)
  • 設楽ダム松戸地区地質調査業務
  • 新丸山ダム大久後地区上流部地質調査業務
  • 新丸山ダムダムサイト地質調査業務(右岸・左岸周辺)
  • 令和2年度三池港(内港北地区)土質調査
  • 令和2年度名瀬港(本港地区)岸壁(-7.5m)(改良)土質調査
  • 千葉県・茨城県下利根川下流域ボーリング調査(その1)
  • 茨城県神栖市地質調査補助業務
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