静止画・動画撮影
UAVに搭載したカメラで撮影した静止画・動画からSfMにより点群データを作成することもできます。山岳地や急傾斜地など、地表でのアクセスが困難な現場の迅速な状況把握に有効です。
レーザによる地形計測
レーザ(LiDAR)を用いて3次元地形データを取得します。また,従来の測量に比べ、広範囲で高密度のデータを短時間で取得でき、効率的な作業が可能です。
点群の分類(Classification)
レーザによる地形計測により取得した点群は地表面/植生/建物などに分類することで、植生の影響を排除して、既往の地形図よりも詳細な地形図を作成することができます。

微地形表現図の作成(CIマップ)
得られた点群データからDEMを作成し、CIマップのような微地形表現図を作成して地形判読を行います。

使用機材および性能
使用する機材とその性能は以下のとおりです。
| システム種別 | 型式 | 主な性能 |
|---|---|---|
| UAV(ドローン) | DJI Inspire | 最大伝送距離:2 km(MIC(日本)) カメラ:1/2.3インチ CMOS、有効画素数1,200万画素 |
| DJI Mavic Mini | 最大伝送距離:6 km(MIC(日本)) カメラ:1/2.3インチCMOS、有効画素数1,200万画素 |
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| DJI Mavic2(Pro) | 最大伝送距離:5km カメラ:1インチCMOS、有効画素数2,000万画素 |
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| DJI Phantom4(Pro) | 最大伝送距離:4km カメラ:1インチCMOS、有効画素数2,000万画素 |
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| DJI MATRICE 300 RTK | 最大伝送距離15kmの1080p動画伝送を実現 2.4/5/8Ghzリアルタイム同時切替 |
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| レーザ(Lidar) | ZENMUSE L1 | LiDARモジュール、RGBカメラ、高精度IMUを統合 点率:240,000点/秒 |
| カメラ | ZENMUSE P1 | 1インチCMOS 有効画素数:4,500万画素 |
| 解析ソフトウェア | DJI Terra | 主にL1など点群データの解析 |
| Metashape Pro | SfMに使用 | |
| GlobalMapper | 点群データのClassificationに使用 | |
| QGIS | GIS情報の整理 |
活用例
UAVは様々な場面でご活用いただけます。
業務実施例(UAVレーザ)
調査実績一覧表
| No | 飛行場所 | 調査内容 |
|---|---|---|
| 1 | 新潟県 | 災害後の地質調査(SfM) |
| 2 | 宮城県 | 崩壊斜面のリスク評価 |
| 3 | 千葉県 | 道路盛土切土におけるUAVレーザを用いた地形リスクの抽出 |
| 4 | 長野県 | 地形の3次元モデルの作成 |
| 5 | 静岡県 | 崩壊斜面のリスク評価 |
| 6 | 栃木県 | 堤防調査 |
| 7 | 宮城県 | 堤防調査 |



