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INTERVIEW
職種紹介・人を知る
大学の研究室のような
雰囲気がある職場。
専門分野の方々が集い、
いつでも相談できる安心感がある。
中部支店 技術部
M.H
生物資源学部 / 共生環境学科
※内容および社員の所属は、取材当時のものです。
あらゆる分野のベースとなる、地質調査の知識。
私は学生時代に環境科学を専攻し、卒業研究は地域防災がテーマでした。就職は、最初は情報通信業界などどちらかというと「くらしをより便利にする」業界に興味がありました。しかし、卒業研究を通じて、普段の生活や災害時の人々の生活を支える社会インフラの重要性を痛感し、特定の法人や個人だけではなく「社会全体を支えて社会貢献する」業界で働くことにモチベーションを感じて公共事業に関わる建設コンサルタント業界に就職しました。
地質調査業界を選択したのは、地質調査はすべての構造物や建築の基礎であり、また土質力学など学生時代に学んだ知識も活かせると思ったからです。地質調査は構造物の設計や防災、さらには発電事業など、あらゆる分野でニーズのある技術であり、将来的にも地質調査のバックグラウンドがあることで選択肢が拡がり自分の強みになると考えました。中央開発を選んだ理由は、地質調査の知識を役立てることができ、かつ地質調査業界の中で実績があり安心感があったからです。
現場管理と報告書作成に従事。経験を積んで将来に活かす。
仕事内容は、主に道路や宅地の地質調査です。土質調査をメインに、ボーリング調査の現場管理、報告書作成などを行っています。現在は砂防施設建設に関わる調査ボーリング、民間業務の土壌調査、建設工事に関わる水文調査、民間業務の沈下解析などを担当しています。また、現場で得られた試料の観察、柱状図の作成、土質試験結果の整理・図表作成、地質断面図の作成などを行い、それらの調査結果を基に、設計に必要となる地盤定数及び施工上の留意点などを設定するなど、調査目的に対する考察を行っています。
私は入社2年目で、月1回などの定期的な調査業務から、2週間~1か月程度の現場管理を主に担当することが多いです。現場が終了すると、調査結果のデータ整理など内勤が中心になります。現場に出向く前は機材の用意や管理を行い、現場が終了すると成果品であるコア試料の撮影やデータ整理を行います。調査実施前の打合せ、調査の中間段階等で客先に出向くのは月に1、2回程で、通常は社内でデータ整理や報告書作成などをしています。
現場担当者として、先を見越した動きと感謝の心。
印象に残っている仕事は、初めて一人で担当した現場管理の仕事です。入社半年で研修期間が終了し、初めてボーリング調査の現場準備、下見、機材搬入、足場やモノレールの仮設、調査、撤去、柱状図作成などデータ整理という一連の作業を経験しました。何もないところから調査を実施するまでの難しさを知り、判断の大切さと責任を感じました。現場を一人で担当する前に他の業務の見学等で一連の知識は知っていましたが、実際に現場を担当すると、想定していない問題に次々と直面し、その場その場での現場対応力の重要さを痛感しました。現場ではOJTで上司に同行して現場での仕事を教えてもらい、一人で現場管理をしている際も要所要所で上司のサポートを受けました。判断に迷ったりトラブルになりそうなときは必ず上司がサポートしてくださり、なんとか無事に現場をこなすことができました。根気強く教えてくださった上司には感謝しかありません。現場では初心者になりますが現場監督として指示を出すので、作業の進捗や現場の安全対策など、先々を想定して意見を伝えるよう心掛けました。
現場を経験して感じたのは、協力会社の方々と関わることで仕事への向き合い方が変わったことです。以前は元々の性格もあり受け身で指示があってから行動することが多かったのですが、現場経験のおかげか、まだまだ改善中ではありますがかなり主体的に先回りして動けるようになりました。協力会社の方々はかなり年上の方が多く初めは緊張していましたが、同世代との交流だけでは学べないような、仕事への向き合い方などを学ぶことができ、また休憩中の雑談も楽しく、初めての現場監督でしたがモチベーション高く現場をこなすことができました。かえってほかの業務での報告書を書いている方が大変だったかもしれません。
2年目に担当した業務の一つでは、民間業務のため客先から直接電話があるなど動きが早い業務だったのですが、お客様の要望をただ受けるのではなく「何がしたいからこの調査を依頼するのか」ゴールを共有することで先を見越した提案ができました。官公庁と民間の仕事の違いも学べて興味深かったです。2年目になりある程度慣れてきたので自分でも判断することも多くなってきましたが、社内にいつでも相談できる上司や専門分野の方々がいるので安心して仕事ができています。
大学の研究室のような雰囲気がある、居心地のいい職場。
どこか懐かしい感じがするほど大学の研究室のような雰囲気がある会社だと思います。入社しても学生時代とそれほど違和感がなく職場に溶け込めました。地質調査は「このような地層が出るのではないか、こういう背景があるのではないか」と既存情報から予想していくため研究肌な雰囲気をもつ方々が多いからかもしれません。一人ひとりがそれぞれの専門分野を持つため、日々発生する案件に担当部署や担当者がすぐ対応できることも魅力のひとつです。社内の雑談の中でも「この業務でこういう問題あるんだけど、どう思う?」と専門が異なる社員同士で自然と議論が生まれる場面も多く、社員同士のコミュニケーションが取りやすい雰囲気の中で仕事ができています。先輩方や後輩の会話から学ぶことも多いですね。
毎週の工程会議では支店の各業務の進歩を共有して、全体で工程管理を行いますが、その際に業務上の問題などを全体で共有したりしています。また休憩時間に先輩方と雑談をしつつちょっとした質問すると「それはこうしたらいいんじゃない」といろんな方々が自然に集まってきて話をしてくれます。もちろん仕事だけでなく趣味の話などもして、社内全体に会話しやすい空気ができています。
現場経験・資格取得を経て、技術者の先へ。
弊社に入社する社員は、地質学や土質力学、構造力学など業務上必要となる背景知識を大学で既に学んでいる社員が多いのですが、私は主に気象学など環境科学を専攻しており、補助的に土質力学を履修していたという形であったので、足りない背景知識が多い中でのスタートでした。そのため、なんとか知識を増やそうと土質力学や建設関連の勉強を行い、入社1年目で『技術士補』の資格を取得しました。仕事しながらの試験でしたが大学で学んだことも多く、3、4か月前から少しずつ勉強し始め、試験前に過去問を集中的に解くことで、なんとか合格することができました。
将来は、技術者として携わる業務全般の自己学習に取り組み、現場経験を積むことで、どんなトラブルにも臨機応変に対応できる柔軟な解決策を提案する現場対応力を持ちたいと思います。また、地質調査という調査側の知識だけでなく、設計側の知識も勉強することで、調査から建設までの全体を通し、その調査目的に対する解決策を提案できるような技術者になりたいです。
若手から現場を経験し、いずれ『技術士』の資格も取得していけると、技術者として担当できる業務がどんどん増えると思います。その過程で自らを見極めながら専門分野を絞り、さらに資格も取得して、できれば本社のDX推進、解析業務にも携わっていきたいと思います。
エントリーされる方へのメッセージ
就活中は、将来のために一番良い選択をと進路選択に悩むことも多いと思います。しかし、入社後の経験から自分の強みや弱みを認識することで、それからのキャリアビジョンを作っていくことができるので、最初の就活で悩みすぎなくてもいいと思っています。私は自分の長所を仕事にしたいと思っていますが、就活の際は実務経験がないため、なかなか自分の強みを認識することができなかったので、大学で学んだことをある程度活かせて、かつこれからの人生の基盤をつくってくれる職場を選びました。
現場での学びは多いです。机の上だけだと自分のペースでできますが、現場は安全な状態などなく、放置していると常に危険側に動くため、必然的に主体的に考え動いていく必要があります。私はもともと引っ込み思案な性格で自分から相談するのも苦手なタイプでした。兄弟が多く、自分から進んで行動しなくとも誰かがやってくれたり、誰かの真似をしていればどうにかなるという環境で育ったので、自分で判断して自ら進んで動くということが苦手でした。でも今では、家族でいるときや、現場にいる際など、「気が利くね」と褒められたりすることが増え、知らないうちに成長している自らに気付かされます。働き始めてから身に付くこともありますし、職場の方々とのコミュニケーションの中で自分の強みや弱み、好きなことが分かったりもするので、働き始めてから自分の新たな一面に出会えることを楽しみに、就活に向き合ってみるのはどうでしょうか。
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技術開発部
土と水のノウハウとデジタルを掛け合わせ、オンリーワンのコンサルタントになりたい。
技術センター 技術開発部
N.O
設計部
災害の多い国、ニッポンを支える。 仕事を通じて人の命や暮らしを守っていきたい。
関東支店 設計部
N.Y
技術部
地盤調査を通じて社会に貢献できる。 学生時代の夢がこの会社で叶いました。
東京支社 技術部 技術管理課
T.O
営業部
1人の想いを全員でサポートする協力体制がある。これまでの伝統を、自らもその先へ繋いでいきたい。
関東支店 営業部
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金融業界から建設コンサル業界に転職!入社後に専門知識が学べるから安心です。
関東支店 営業部 営業課
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