中央開発の歴史は、戦後の日本の歴史とともにありました。創業は、終戦のわずか5か月後のこと。焦土と化した国土に立ち上がり、農地開発やエネルギー開発を通じて日本の復興に寄与してきたことが私たちのルーツになっています。その後も、新幹線や高速道路、発電所など日本の経済成長に不可欠な構造物の開発に、地質調査や海上ボーリングなど独自の技術で貢献してきました。目立つことは少ない縁の下の力持ちです。しかし、戦後の日本で果たしてきた役割は大きいと自負しています。
これから先、これまでのような大規模な開発は多くはないかもしれません。しかし、今後は防災や持続可能性の観点から、より精度の高い調査に基づき、地盤の特性に応じ、地域の実情に適した構造物をつくることが求められていくでしょう。それこそ私たちの本領が発揮されるとき。相手は土と水、つまり日々変化する自然です。だからこそ本当に理解するためには、70年以上にわたって積み重ねてきた、私たちの知見や経験、そして新たな開発が求められるようになるはずです。
私たちは自分たちの仕事を「大地に残る仕事」だと形容してきました。これからは、持続可能性や地域創生も意識して「次世代へ継いでいく仕事」や「心に残る仕事」もしたいと考えています。そのためには、お客様や地域の住民などの想いをより育める人が必要です。また、多様な自然と根気よく付き合える人も必要です。人と自然、その両方と対話し取り組みながら、私たちといっしょに「心に残る仕事」をしてくれる人をお待ちしています。
社会の変化に伴い総合コンサルタントの在り方も大きく変わろうとしています。これまでの建設コンサルタントはインフラ整備業務が中心でしたが、これに加えて情報、アイデア、提案を提供する業務が増えてきました。お客様の要望も多岐にわたり、それに応えるためには個の力とチームの力を総合して仕事に取り組む必要があります。
等が望まれます。自分の技術で社会に貢献したい、世界に向かって仕事をしたい、自然や環境を守り持続可能な社会づくりに貢献したい、そんな希望を持っている方、私たちの仲間となってコンサルタントとして活躍してみませんか?