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お知らせ

2022年6月22日

代表取締役社長:田中誠のインタビュー記事がNewsweek誌(国際版)に掲載されました

Newsweek 誌(国際版)2022年6月17日号(抜粋)
   クリックで記事のPDFがご覧いただけます(英文)
   ※Newsweek様掲載許可済

今年の4月初め、弊社代表取締役社長の田中がNewsweek 誌(国際版)の取材を受けました。その時の記事が2022年6月17日号に掲載されました。Newsweek誌は全世界で400万部が発行されています。

斜面防災技術のリーダーとして、斜面災害の早期警報システム(EWS)「感太郎」を使って世界の斜面防災に貢献したいという旨を中心に記事が構成されています。和訳は以下の通りです。

英文記事(和訳)

斜面防災技術のリーダー

気候変動による土砂災害が増加する中、中央開発株式会社は最先端の防災モニタリング技術を東南アジア、南米、そして世界へ向けて提供していくことを目指している。

中央開発株式会社は1946年の創業以来、道路、橋梁、ダム、港湾、ビルなどの構造物を支える地盤の調査・計測・解析・設計を日本全国で行ってきた。75年間以上にわたり、災害の多い日本の地形や地質を調査・解析し、防災技術に関する膨大なノウハウを蓄積してきた同社は、培ってきた技術によってダイナミックな世界展開を目指している。

「国際的な学会で認められた傾斜センサーによる斜面モニタリング技術で、拠点を置く南米や中国の斜面災害の防災・減災に貢献したい」と話すのは、代表取締役社長の田中誠氏。

防災では、まずは早期警戒システム(EWS)が原点となるわけだが、地盤の挙動を監視し、崩落の危険を事前に警報することで、避難行動を起こすために必要なリードタイムを確保できる「感太郎」は、同社の主力となるEWS技術である。「斜面の崩壊を予測する管理基準値(閾値)を有しているのは、世界広しと言えどもで弊社だけです。斜面防災のためのEWSである感太郎は、中国、オーストラリア、ブータン、スリランカ、ブラジルなど、多くの国で導入されています」と田中社長は話す。

中央開発株式会社は、現在、インターネットによる地盤情報の提供、ビッグデータやAIによる地盤や構造物のシミュレーション、ドローンによる点群データによる斜面リスク評価、センサー技術による地盤や構造物メンテナンスなど、最先端の地盤解析と防災・減災サービスを提供している。「感太郎と称する傾斜センサーを、世界中のさまざまな条件の斜面に設置していきたいと考えています。そうすることで、斜面災害を1つでも多く防ぐことができます」と田中社長は付け加える。

気候変動の影響により、自然災害はますます多発している。日本で長年培ってきた地盤調査・解析の知識・技術を活かして、南米から東南アジアまで、増え続ける斜面災害から社会の安全を守るために、中央開発は日本だけでなく世界で重要な役割を担っている。(了)

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