2015年には「グッドデザイン賞」を、そして2022年には「都市景観大賞」を受賞した熊本市・白川「緑の区間」。その計画から概略・予備設計までを2002年から手がけたのが中央開発だ。今でこそ住民による水辺でのにぎわいづくりが評価される「緑の区間」だが、当初の改修計画では、緑豊かな河畔林を伐採する予定だったため多くの反発があり計画を見直すことになったという。その後、どのように合意形成が図られ、実現に至ったのか。当時を知る若森と松尾に、現在の設計部メンバー3名が話を聞いた。