阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)直後の街並み。1981年以前の旧耐震基準で建てられた構造物への被害が特に大きかった。
阪神高速道路では、高架が崩壊し、長期間通行止めとなった。
このため復旧までの期間、国道9号や国道372号等の一般道で連日大規模な渋滞が発生した。
一般道でも大きな被害が発生した。被災地の幹線道路では大規模な交通規制が敷かれ、警察署から発行される通行許可標章の偽物も出回る状態であった。(後に偽造困難な復興標章等に切り替えられた)
当社の社員が作成した被害マップ。当時はGISやマッピングツールは無く、すべて手作業であった。
これらの成果は、東京大学・京都大学・神戸大学等の大学図書館に所蔵された「1995年兵庫県南部地震阪神大震災災害調査報告書(中央開発株式会社)」から確認できる。
https://da.lib.kobe-u.ac.jp/da/eqb/0100055582/(URLは神戸大学付属図書館『震災文庫』)
ポートアイランド等の港湾施設では「液状化現象」による被害が発生。
当然道路は通れないので、小型船をチャーターし、水上側から陸地の被害調査をして回った。