共同研究
既存建物下の局部地盤改良を可能にする極超微粒子セメントを利用したセメント浸透固化型液状化対策工法の技術開発
東日本大震災では、地盤の液状化に伴う戸建住宅の損壊や周辺道路の通行止め等の被害が広範囲で生じ、従来の液状化対策工法では、適用が困難な既設の戸建住宅等にも適用可能な「季節構造物直下の液状化対策工法の開発」が大きな課題となっている。弊社においても「新マーケット創出・提案型事業(全地連)」や「建設技術研究開発助成制度(国土交通省)」を活用し、「極超微粒子セメントを利用したセメント浸透固化型液状化化対策工法」の実用化へ向けた技術開発に取り組んでいるところである。
土砂災害の警戒避難支援のための斜面崩壊検知センサの開発
メンバー:土木研究所 土砂管理研究グループ 火山・土石流チーム、有限会社秋山調査設計、坂田電機株式会社、株式会社拓和、中央開発株式会社、日本工営株式会社
土砂災害に対する警戒避難の判断基準は、降雨量を指標として運用が進んでいるが、事前に避難が勧告された事例は必ずしも多くないのが実態である。その理由の1つとして、土砂災害は突然発生し災害発生直前まで切迫性を感じにくいといったことがあげられている。。一方、その地域周辺で土砂災害が発生し始めているといった危険情報をリアルタイムで入手できれば、行政も住民も自らの危険として認識し、避難行動につながりやすいと考えられる。現在ある斜面崩壊を検知する斜面変位に関する観測機器(伸縮計等)の多くは、斜面崩壊の初期の微少な変動を精度良く検知することを目的としているため、設置の作業性、メンテナンスの頻度、耐用年数、価格等の問題からごく限られた場所でしか使用されていない。そのため、土砂災害の発生に関する情報は基本的には目視による確認によってのみ得られており、リアルタイムで入手するのは困難な状況にある。
そこで、平成19 年12 月より、土木研究所 土砂管理研究グループ 火山・土石流チーム、有限会社秋山調査設計、坂田電機株式会社、株式会社拓和、中央開発株式会社、日本工営株式会社は共同研究を開始し、センサーの機能を斜面崩壊の発生検知に限定し、安価かつ長期間メンテナンスなしで、斜面に容易に設置可能な斜面崩壊検知センサーの研究・開発を行いました。
中国科学技術部の国際重点研究プロジェクト
メンバー:中国科学院成都山地災害与環境研究所、東京大学
弊社は、「中国科学技術部の国際重点研究プロジェクト」と日本学術振興会の「二国間共同研究」による委託研究活動の一環で、「四川大地震による二次災害」と「三峡ダム地すべり」をテーマとして、中国科学院成都山地災害与環境研究所・東京大学と共同で、「四川5.12大地震による地すべり分布特性及び危険性区域評価」と「三峡ダム湛水地域における地すべりリアルタイムモニタリング」を課題として日中共同研究と学術交流事業を始めました。日中双方参加チーム(東京大学・中央開発(株)・成都山地災害与環境研究所)により、下記の内容で実施されています。
・地震すべり防災研究に関して、お互いに得意な技術や研究を発揮するため、日中双方は共同研究に関する詳細研究計画を策定する。
・日中双方は、地すべり研究領域における経験及び高度な技術レベル・研究成果を有する研究者により日中共同研究チームを結成する。
・共同研究をするために、典型的な地すべり被災地を踏査し、信頼性のある数値データをまとめる。日中共同研究チームはこの数値情報や資料を共有する
・日中共同研究チームは、共同研究期間内に年1回の学術交流訪問を実施し、共同研究の推進に必要な研究設備を提供する。
共生型地下水技術活用研究会
技術顧問:岡山大学 西垣誠教授
会員企業:(株)エイト日本技術開発、応用地質(株)、川崎地質(株)、基礎地盤コンサルタンツ(株)、国土防災技術(株)、(株)サクセン、サンコーコンサルタント(株)、(株)アサノ大成基礎エンジニアリング、(株)ダイヤコンサルタント、中央開発(株)、ハイテック(株)
今、国内外のウォータービジネスに注目が集まっています。限りある資源の利用という観点からも、また、地球環境の保全という観点からも「水」が注目され、その賦存形態の一つである「地下水」についても規制だけでなく有効利用が議論されつつあります。
当研究会では、地下水と上手につきあうための基本的な考え方を研究し、地下水を地域の共有財産と位置づけました。そして、その恵みを享受するための地下水の適正な利用、地下水障害を防止するための育水の両者を基本として、「地下水との共生」という新しい考え方を呈示し、そのためのガイドラインを策定し、その普及活動を行っております。
当研究会は平成18年12月に発足し、平成19年~平成21年は(社)全国地質調査業協会連合会の新マーケット創出・提案型事業として研究を進めてきました。このホームページを通して地下水について理解を頂き、地球環境にやさしい規制と利用のあり方について多くの皆様とともに考えてまいりたいと思います。
共生型地下水技術活用研究会HPより