まちづくり・公園・防災計画
※このページでは防災計画業務で習得した知識、
防災関連技術の中で企画した商品の紹介を行っております。
高輝度蓄光ウォーターゲージ(量水標)
〜長残光性蛍光体−N夜光(ルミノーバ)™を用いた量水標〜
※N夜光(ルミノーバ)は根本特殊化学株式会社の登録商標です
・新技術名称 高輝度蓄光ウォーターゲージ(量水標)
・NETIS登録番号 QS-070003
■ はじめに
現在では主要河川に監視カメラが設置されるなど、河川管理においても防災意識が高まってきています。
また情報公開の面からも量水標表示についても、住民に分かりやすい表示方法が望まれています。
高輝度蓄光量水標は従来使用されている反射型とは違い、
紫外線を吸収することで光を蓄え自ら発光して量水標の目盛を視認でき、
不測の事態でも補助光源を必要としない画期的な量水標で、最低限の安全(セーフティライン)を確保することができます。
この防災関連商品は根本特殊化学株式会社、株式会社ノレッジの共同開発による、
高輝度蓄光板をもとに防災面での応用を目指した企画商品です。
■ 蓄光材について
蓄光材について
Q |
Ans. |
蓄光とは? |
自然光、照明の光などからのエネルギーを吸収し、暗闇において光を放出する特性のことです。 ルミノーバの明るさは従来の蓄光の10倍の明るさです。 |
蓄光材の材料は? |
科学的安定性に優れるアルミン酸ストロンチウムを母体に希土類を加えた化合物です。 |
発光について |
発光ピークは520nmのグリーン発光です。 |
蓄光に必要な時間 |
晴天で3分程度、曇りや雨の場合でも30分程度(両方とも屋外にて使用した場合)。 |
蓄光材の耐久性 |
高温にて焼成されていますので、陶器と同じ性質を持ちます。
そのため化学的に安定しており、その機能は半永久的です。 |
蓄光材の耐水性 |
JISZ9107 (安全標識板)の7.7耐水試験方法に規定され方法に従い、試料を20±5℃の水中に24時間浸した後取り出し、室温に1時間放置後、変色、ひび、割れ、膨れ、はがれはありませんでした。
よって、量水標のメモリは蓄光基板に印刷又は再帰性反射シートが圧着されていますので、
アルミ基板自体が破損しない限り、性能は保たれます。 |
その他の活用法は? |
建造物の避難誘導に活用できるのは勿論の事、
山間部の電源のない箇所での急傾斜地崩壊危険区域標識、
土石流危険渓流標識などの活用も、その効果が期待できるものと考えられています。 |
※株式会社ノレッジのパンフレットより引用
■ 現在までの実績
河川の量水標をこの高輝度蓄光材で製作することにより、夜間における視認性が飛躍的に向上します。
従来の蓄光材よりも発光輝度/発光持続時間が大幅に向上しています。
上記高輝度蓄光材を用いて土石流危険箇所等の注意看板、防災避難場所指示用の掲示看板、誘導指示など、
河川管理にとどまらず危機管理を必要とするあらゆる箇所での幅広い応用が可能な技術であります。
次に実績写真を掲載します。
量水表
■ 連絡窓口
当社としては商品の企画提案のお手伝いをしております。ご一報下さい。
お問い合わせ先
中央開発株式会社 東京支社
TEL:03−3204−0561
FAX:03−3204−0475
|
(C)2008 Chuo Kaihatsu Corporation. All Rights Reserved.