「橋梁長寿命化修繕計画策定」をお手伝いします 〜橋梁修繕や架替えの補助費申請に必要となる修繕計画です〜

 長寿命化修繕計画策定の目的

 これまでの対症療法的な橋梁補修対応から、予防保全的な修繕、および、計画的な架替え計画へとシフトすることで、橋梁の長寿命化ならびに橋梁の修繕および架替えに係る費用の縮減を図りつつ、地域の道路網の安全性・信頼性を確保することを目的としています。

長寿命化修繕計画の策定費用に対する補助(50%)には、期限があります!!

 「長寿命化修繕計画策定事業費補助制度」による、修繕計画策定費の補助期限は、平成25年度(市町村)です。

 また、平成26年度以降に橋梁の修繕・架替えを行う場合、各自治体が自ら策定した「長寿命化修繕計画」に基づかなければ、国から、修繕・架替え費用の補助が出なくなります!!

長寿命化修繕計画策定の流れ

計画策定業務の範囲図

長寿命化修繕計画策定の効果!!

 長寿命化修繕計画を策定する中で、事業費の将来予測をシミュレーションします。すると、従来の対症療法的な「事後保全型」と、これから計画し、実施する予定の「予防保全型」との間に、今後50年間の橋梁補修費用や架替え費用の総額で、大差が生じてくることが分かります。

 右のグラフに、橋梁補修の事業費将来予測の事例(約110橋の場合)を紹介しますが、この場合では、維持修繕の形態を「予防保全型」にシフトすることにより、50年間で、約41億円の事業費削減が図れることになります!!

「橋梁補修の事業費将来予測」の事例(イメージ図)

「長寿命化修繕計画策定」の支援業務におけるアウトプットは4つです!!

1.長寿命化修繕計策定検討委員会の会議資料作成

 橋梁データや設定した管理目標に基づく、事業費シミュレーションを実施し、「長寿命化修繕計画(案)」を作成します。この計画案に対して、策定検討委員会にて、計画内容の精査を実施します。

2.長寿命化修繕計画書(各自治体の完成版)

 各自治体の策定成果として「長寿命化修繕計画書」を完成させます。計画目的から、用語の定義、管理橋梁の現状と課題、管理目標設定の細部説明、事業費シミュレーション、今後の管理方法といった、長寿命化修繕計画策定に関する、全ての情報が入ります。

3.長寿命化修繕計画書(国への提出用)

 国へ提出する「長寿命化修繕計画書」は、様式と記載内容が決められており、各自治体が作成したものの全てを提出する必要はありません。国への提出用は、5〜7枚程度になります。

4.市民への公表資料作成(HP・パンフレット)

 長寿命化修繕計画の市民への公表は、国からの補助を受けるために必須となります。「各自治体の完成版」から、公表用の内容を抜粋し、市民にとって、内容が分かりやすい公表資料を作成いたします。

事業費シミュレーション結果のイメージ図 長寿命化修繕計画(国への提出用) 市民への公表資料(HP・パンフレット用)

長寿命化修繕計画策定検討委員会の運営をお手伝いします!!

 長寿命化修繕計画策定では、橋梁維持等を専門とする学識経験者の意見を聴取し、策定検討委員会(3回程度の会議)を設けた上で、長寿命化修繕計画の中身を検討し、作り上げていく必要があります。

 私たちは、策定検討委員会の立ち上げから運営、会議資料準備、委員会での内容説明等をお手伝いさせていただくと共に、学識経験者や策定検討委員会のメンバー設定に関するアドバイスもさせていただきます。

私たちは、業務実績に基づくノウハウを持って、長寿命化修繕計画の策定を支援します!!

 他の自治体による実施事例も紹介し、“各自治体に見合った長寿命化修繕計画の策定”をご提案いたします。

 長寿命化修繕計画専用のシミュレーションプログラムソフトを使用することで、事業費予算に合わせたシミュレーションを何度でも実施できます。例えば、各自治体の「年間に掛けられる橋梁維持修繕費」を、ご呈示いただければ、それに合わせた修繕計画を策定します。また、シミュレーション結果に基づき、「最もトータルコストを下げられる年間の橋梁維持修繕費」を、ご提案いたします。

 当社は、橋梁設計・橋梁点検・橋梁補修設計・橋梁耐震補強設計に関する業務実績が豊富にありますので、精度の高い補修費の算出と実際の維持管理を考えた長寿命化修繕計画をご提案いたします。



■ 問い合わせ先

 関東支店設計部  担当:粕谷・金矢
   〒332-0035 埼玉県川口市西青木3-4-2    Tel 048-250-1401  Fax 048-259-6315


どんな疑問点・ご相談でも構いません! 私たちに、お気軽に、お問い合わせ下さい!!


(C) CHUO KAIHATSU CORPORATION. All Rights Reserved.