高齢者や身障者等の利用障害
→丸い柱や階段部により、歩道幅が狭小となっている。
維持・補修コストの負担
→延命化のため、塗装や舗装、床版の補修等のコストが負担となっている。
コンクリート剥落等による事故
→床版の劣化によるコンクリート片の剥離落下事故が生じている。
このような歩道橋に対して、当社は台帳整備、現在の利用状況や現況調査を行い、有効性の評価から補修・補強工法の提案、設計までを行います。
○現在の歩道橋事情・・・
○現況調査とは 現況調査とは、既設橋の外観変状調査を実施し、必要な箇所においては劣化要因究明のためのコンクリート試験等を提案いたします。また、地元住民アンケートの実施や周辺環境を調査し、利用状況や地元住民の要望等の把握に努めます。
○有効性の評価とは 現況調査、地元住民のアンケート調査、周辺環境調査、警察等の関連事業との連携を図りながら、既設歩道橋の有効性について評価いたします。また、複数の対象歩道橋がある場合には、補修補強の優先度や撤去順位について検討、評価します。
○補修・補強とは 老朽化した既設歩道橋の補修・補強工事を行うための設計(図面、数量)を行います。また、その際には、劣化要因の究明や第3者被害対策等を踏まえた対策工法、施工計画を提案、設計いたします。
○歩道のバリアフリー化とは 本件では、主に歩道橋の階段部及び柱によって狭められていた歩道幅をバリアフリー新法に準じた歩道幅を確保することを検討いたします。(植樹帯のセットバックや歩道橋自体の構造の変更など)
○既設歩道橋撤去とは 有効性の評価により、既設歩道橋を撤去しても良いとの判断に至った場合においては、信号や横断歩道計画等の歩道橋の代替えとしての車道横断施設計画を行います。
※ 主な業務実績(平成13年度以降)
年度
業務名
発注機関
主な業務内容
H19
川崎区内歩道橋概略設計委託
川崎市川崎区役所建設センター
現況調査(床版部、主桁状況)
床版補修設計
施工計画(昼間供用する施工計画の立案) 等
H14
管理設計業務14M・VII・7
国土交通省
歩道橋の現況調査、振動対策検討
H13
柏1丁目ペデストリアンデッキ現況調査及び基本設計業務委託
千葉県市町村
現況調査、基本設計
■ 連絡窓口
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