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2014年11月22日、長野県北部で発生した地震の報告

概要

2014年11月22日に発生した長野県神城断層地震(M6.7)の影響で、長野県北安曇郡白馬村に位置する糸魚川-静岡構造線活断層帯北部の神城断層付近において大きな被害が発生しました。

中央開発株式会社では2014年11月29日に被害状況の把握と地表地震断層の確認を目的に、踏査を行いました。その結果、既存に言われていた神城断層の位置とほぼ同じ場所において(長野県北安曇郡白馬村塩島~三日市場付近(約8Km))地表地震断層を確認しました。

問い合わせ先

中央開発株式会社 ソリューションセンター 地質部

現場状況

地図の赤い○印をクリックすると、現場写真がご覧になれます (上記地図画像は国土地理院 地理院地図を引用の上、加工したものを利用しています)

地図の赤い○印をクリックすると、現場写真がご覧になれます
(上記地図画像は国土地理院 地理院地図を引用の上、加工したものを利用しています)

Ph.1

1.三日市場付近の被害状況 家屋の被害は神城盆地南東部の「三日市場」、「堀之内」集落付近に集中する。この地区では地表地震断層の東側に位置し、半壊~全壊家屋が多く認められる

1.三日市場付近の被害状況
家屋の被害は神城盆地南東部の「三日市場」、「堀之内」集落付近に集中する。この地区では地表地震断層の東側に位置し、半壊~全壊家屋が多く認められる

Ph.2,3

2.水田に認められる撓曲変形(地表地震断層) 水たまりの分布で相対的に隆起している側と沈降している側が明瞭に分かる。

2.水田に認められる撓曲変形(地表地震断層)
水たまりの分布で相対的に隆起している側と沈降している側が明瞭に分かる。

3.同上

3.同上

Ph.4,5,6

4.水田に認められる撓曲変形(地表地震断層) 飯森地区では、地表地震断層の連続が良い。姫川と平行するため、姫川の堰堤へ影響を及ぼして場所もある

4.水田に認められる撓曲変形(地表地震断層)
飯森地区では、地表地震断層の連続が良い。姫川と平行するため、姫川の堰堤へ影響を及ぼして場所もある

5.水田中に認められる撓曲変形(地表地震断層) 地震断層が出現している場所は直線状ではなく、ややうねっている。断層面が低角であることが推定される。水平方向の変位量は30~50cm程度である。

5.水田中に認められる撓曲変形(地表地震断層)
地震断層が出現している場所は直線状ではなく、ややうねっている。断層面が低角であることが推定される。水平方向の変位量は30~50cm程度である。

 6.道路の被害状況 断層横断部には激しい圧縮変形が認められる


6.道路の被害状況
断層横断部には激しい圧縮変形が認められる

 Ph.7

7.農道に認められる撓曲変形(地表地震断層) 地元の方の話では元々、緩やかなスロープ部だったということであるが、地震後は隆起によって車が決して通過できない状況となっている。

7.農道に認められる撓曲変形(地表地震断層)
地元の方の話では元々、緩やかなスロープ部だったということであるが、地震後は隆起によって車が決して通過できない状況となっている。

Ph.8,9

8.最大変位地点(地表地震断層) 道路および水田が80~90cmほど垂直方向に変形している。小河川が堰止められ水が溢れている。

8.最大変位地点(地表地震断層)
道路および水田が80~90cmほど垂直方向に変形している。小河川が堰止められ水が溢れている。

9.最大変位地点が地表地震断層出現の最北端部で認められる。なぜかこれより北側にはほとんど連続しない。

9.最大変位地点が地表地震断層出現の最北端部で認められる。なぜかこれより北側にはほとんど連続しない。

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