サンゴ再生技術の開発と環境影響の評価への適用
農地からの赤土流出等で減少したサンゴを再生させるため、海中を漂うサンゴ幼生が付着しやすい着床具の開発を行い、その着床具で成長した稚サンゴの移植を行っています。
また、その着床具を用いて、サンゴ幼生の着床の状態を観測し、海域の環境影響評価に取り組んでいます。赤土等が幼生の着床を妨げ、富栄養化により藻類が繁茂し光合成ができなくなることから、藻類の付着量を把握し、サンゴとの競合状況について検討しています。

サンゴ幼生着床具/サンゴの幼生
写真提供:東京海洋大学

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