活断層・地震被害・火山情報◆活断層調査 −トレンチ調査− GK-102活断層調査とは● 活断層調査は、地震危険度評価および地震防災に対する基本調査です。 → 阪神大震災以降、地域防災の観点から地質調査所、科学技術庁により全国各地で調査が行われています。 ● 活断層調査は、土木構造物(ダムや原子力発電所等)の調査に欠かすことはできません。 ● 活断層調査方法
断層調査のフローチャート
トレンチスケッチの例 ●調査実績 ◆活断層調査 GK-103活断層調査は、地震防災および地震危険度評価に対する基本調査です。・阪神大震災以降、地域防災の観点から地質調査所、科学技術庁等により全国各地で調査が行われています。 ・土木分野ではダムや原子力発電所等の重要構造物の立地調査に必要不可欠です。 活断層調査法1.地域活断層調査・空中写真判読、地表地質踏査、物理探査、ボーリング等の調査により断層の位置を特定し、トレンチ調査により断層の活動性、活動履歴を調査します。 ・トレンチとは縦10〜15m、横数m、深さ2〜3m程度の細長い調査溝で、壁面の観察、スケッチ等を行って、断層により変形を受けた地層と上位の地層を判断し、断層の活動履歴を解釈します。 2.地震断層調査・大きな地震に伴って地表に生じた断層について、断層の性状、延長方向、地盤変位量等を現地で観察し、地震発生メカニズムの検討、防災計画等に役立てます。 地表地質踏査による活断層調査事例 3.調査実績・地域活断層調査: 平井・神川断層 (群馬県)、鴨川断層 (千葉県)、深谷断層 (埼玉県)、花折断層、 柳ヶ瀬断層、三峠断層、殿田断層 (京都府) ・地震断層調査: 兵庫県南部地震、台湾集集地震 ◆高感度地震計埋設地点選定調査 GK-302● 地震計埋設地点選定調査は、良好な地震観測データを得るための地震計埋設地点を選定する調査です。 ● 地震現象の解明及びそれに基づく地震の発生予測と、地震動の解明とそれに基づく地震動の予測等を目的として震観測網の整備が進められています。 ● 地点選定の流れ 地点選定の流れ ・ 日本全国に約20kmメッシュとなるように概略位置を検討し、地震計埋設地点を選定します。施設は恒久的なものと考えられるため、自治体や対象となる地域住民の方々へ説明を行う場合もあります。 ・ 埋設地点は、地形地質が良好であることも重要ですが、地震観測にとってノイズとなる震動源や高圧電力線についての検討、社会環境の観点から公共施設への埋設検討等も重要となります。
高感度地震計設置位置及び観測例 調査実績・ 高感度地震計観測網整備および観測維持地点選定調査 (全国) お問い合わせは、技術センター 緒方まで 03-3208-5252 |
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