動態観測

◆鉄道近接施工に対する計測管理  SK-001

◎大型掘削工事の施工管理 事例紹介

■概要

施設建設のための大規模掘削 (深さ25m)が鉄道に近接した地区で計画されました。
  当社ではこの工事が鉄道の運行に支障を与えないように、
@ 各種計測器(自動トランシット等)を用いた地表面変位の観測
A 傾斜計による地中変位の自動観測
B 層別沈下計による沈下の自動観測
C 地下水位観測
  等の動態観測の計画、実施を行い、安全な施工管理を行っています。

■ 計画

 事前の調査結果に基づき、その適切な対策工(抑止工、抑制工)を応力変形解析によって選定し、設計を行いました。
  この設計に対して安全な施工が行えるような施工管理計画、計測管理計画を策定し、計器の設置、
  自動観測システムの構築を行いました。

■ 監視・観測・点検

 施工中は安全管理基準を設け、24時間体制のリアルタイム計測を行い、異状の発生を防ぐよう常時監視しております。
  測定頻度は施工の進捗に合わせて適切に設定しております。

■調査実施例

 下の図は計測機器の配置状況です。

計測機器配置状況

計測機器配置状況

お問い合わせは、ソリューション本部 IB事業室 王寺・後藤まで TEL 048-250-1400

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